こどもの病気はママのせい?|RSウイルス異例の夏に大流行

ゆき
ゆき

RSウイルスって例年は秋〜冬にピークを迎えるのになんで今流行ってるの?

RSウイルス感染拡大中!

全国でRSウイルス流行っていますね。

私の周りでも色んなウイルスが流行っています。

でも日本だけじゃなく、アメリカでも感染が大爆発しています。

ヨーロッパや南アフリカ、オーストラリア、ニュージランドでも流行しているそうです。

なぜ今RSウイルスが流行っているのか?

原因は新型コロナウイルスです。

厳密にいうと新型コロナウイルス「対策」です。

RSウイルスは毎年秋冬にピークを迎えるのですが、

昨年は一年を通してほとんど感染者がいませんでした。

新型コロナウイルス対策で、去年感染せずにすんだこども達が感染して、

RSウイルスだけでなく、インフルエンザや手足口病などのウイルス感染症も流行しています。

大丈夫!ママのせいじゃない!

RSウイルスは2歳までにほぼ100%のこどもが感染し、

終生免疫が獲得されないため、基本的に毎年感染するくらい感染力が強いんです。

なので保育園や幼稚園、家庭内で感染を完璧に防ぐのは不可能です。

特に低年齢のこどもはマスクもできないですし、感染が広がりやすいです。

保育園や幼稚園でもらってきても、兄弟間でうつっても、

「私のせいなのかな」「もっと防げたのかな」なんて自分を責めないでください。

ママのせいじゃないんです。

大事なのは適切な対応をすること

基本的な感染対策をした上で、感染してしまうのは誰のせいでもありません。

でももしRSウイルスに感染してしまったら、

以下の条件の人は重症化リスクが高いので注意して経過を見ましょう。

  • 6ヶ月齢未満の正期産児
  • 早産児や低出生体重児
  • 24ヶ月齢以下の免疫不全や心肺系疾患、ダウン症の新生児乳幼児
  • 呼吸器疾患を有する高齢者

まとめ(この記事を書いた経緯)

なぜこの記事を書くに至ったかというと、

実際に私の友人が上の子のRSウイルスが生後2ヶ月の下の子にも感染してしまった時、小児科の先生が「下の子にも感染したか〜」と言って落ち込んだように見えたそうで、それを見て友人も「自分のせいなのかな」「防げたのかな」とダメージを受けたそうです…

その先生も悪い意味で言ったわけでもないと思いますし、友人も疲労で悪く捉えてしまったんだと思います。

私がかかりつけにしている小児科の先生は何もこちらは言ってないのに、「ママお疲れさま!」「下の子もうつるのは仕方ないよ」「大丈夫!ママのせいじゃない!」と言ってくださって、ひとりで0歳児と2歳児を抱えて疲労困憊だった私は救われました。

もしそんな風に少しでも自分を責めているママがいたら、この記事を読んで少しでも気持ちが軽くなれば嬉しいです。

お子様が1日でも早く良くなりますように。

ママも体調に気をつけてください。

RSウイルスについて詳しくはこちら

https://doctor-couple-wli.com/2021/08/17/rs-virus/

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