【全てのママとパパへ】産後ケア事業や子育て支援を知っていますか?|出産準備のひとつとして要検討!

ゆき
ゆき

2児のママかつ精神科医のゆきです。

お家に帰って赤ちゃんのお世話できるのか不安という妊婦さん、今赤ちゃんのお世話がうまくいかなくて辛いママはいませんか?

出産後の入院期間はどれくらいか知っていますか?

正常分娩の場合は6日間(産後5日目退院)、帝王切開の場合でも8日間(産後7日目退院)くらいの病院や助産院が多いかと思います。

出産のダメージから回復しきっていないのに、お家に帰って慣れない赤ちゃんのお世話は想像しているより本当に大変です。決してひとりで抱え込まないでください。

これから赤ちゃんが生まれる予定のママやパパは、こういうサービスがあることを知識として頭の片隅に入れておいてください。そして必要な時に思い出してください。

そして今赤ちゃんのお世話が上手くできない、精神的にも身体的にも辛いママも自分を責めないでください。あなたと赤ちゃんをサポートする方法はありますから大丈夫ですよ。

赤ちゃんを迎える準備も大事ですが、ママをサポートする準備も大事です。ご自分だけでやるのも良いですが、パパと産後ケア事業について知識を共有するのがおすすめです。

このブログはこんな人におすすめ

・妊娠中の全てのママと支えるパパ

・元々メンタル面に不安がある方

・産後に実家などのサポートが受けられないと分かっている方

・産後の育児が想像していたよりも大変で心も体もお疲れの方

産褥入院、産後ケア入院とは…

「産褥」とは妊娠出産で起こったママの体の変化が元に戻ることを言います。その期間はいわゆる産褥期と呼ばれ、出産方法などで個人差はありますが大体6週間〜8週間は必要だと考えられています。(個人的な感想としては、元に戻るのはもっと先だと思いますけどね…)

産褥期はできる限り心も体もゆっくりさせることが重要です。

しかしお家に帰ったら赤ちゃんのお世話や家事などで、ゆっくりできることはほぼないと思います。

そんなママ達にゆっくりママになる期間を設けるためのサービスが産褥入院です。施設によってサービス内容は違うようですが、基本的に3食お食事が出てきますし、ママを休ませるために赤ちゃんを預かってくれたり、赤ちゃんのお世話や授乳、沐浴などの指導から、ママのおっぱいのケア、心理士によるカウンセリング、鍼灸治療やマッサージなどが受けられます。

料金も施設毎に違いますが、約1日1万円〜3万円で、自治体によって少しの負担金で利用できたり、所得によって利用料が変わったりします。

入院だけでなく1泊2日のショートステイやデイケアもあります。

自治体によってはアウトリーチ(訪問)型といって、自宅に来てもらって約2時間ほどで、母体の身体ケア、授乳の支援、授乳以外の育児支援、心理社会的支援をしてくれるサービスもあります。市町村からの新生児訪問もありますが、なかなかすぐには訪問に来ないので、「入院はちょっと…赤ちゃんを連れて出かけるのも不安…」という方は家に来てもあるアウトリーチ(訪問)型がいいかもしれません。

ぜひ一度お住まいの地域の産後ケア事業を調べてみてください。

また産褥入院は医療費控除の対象になるので確定申告の際にはきちんと申請しましょう。

どんな人が利用できる?

主に出産後1年未満の母子が利用できます。

それ以外に特に制限はないようですが、施設によっては医療行為が必要な場合や感染症に罹患している場合は利用できないと書いてあるところもありました。

例えば、里帰り出産をする予定がない、親世代のサポートを受けられない、夫が出張や単身赴任でいないことが決まっている、夫が仕事で忙しいなどサポート体制が十分でないママや、ママ自身が身体的に回復しきっていなかったり、精神的に辛い状態が続いている場合、あとは双子ちゃんや三つ子ちゃん多胎児ママなどは利用を考えてみられてはいかがでしょうか。

パパも一緒に泊まれたり、上の子も一緒に利用できる施設もあるようです。

実際に上の子も一緒に産褥入院をした方のブログを見つけたので興味がある方は覗いてみてください。

「助産院での「産褥入院」を体験!0歳・2歳の子どもと一緒に@文京区」

実際に利用した人の感想…

Twitterで産褥入院の感想をつぶやいている方達を見つけたので引用させていただきます。

↓睡眠時間確保させてくれるのとっても大事!たまにスパルタ産院の噂を聞きますよね…

↓双子ちゃんのママさんですね。余裕がないと赤ちゃんを「かわいい」って思う暇もなかったり…ご飯食べて寝てって当たり前のことですけど本当に大事です。

産後ケア事業は実は色々ある!

産後ケア施設は病院や助産院以外もある!

産褥入院は病院や助産院で行われていますが、産後ケアセンターや産後ケアホテルというのもあります。設備も整っていて綺麗なのですが、費用はかなり高額です。

2021年12月にオープンしたマームガーデン葉山は夢のような産後ケアホテルです。24時間預けられるベビールームに助産師や保育士などの専門スタッフによるサポート、岩盤浴やハーブテントなどの産後ケアSPA…

1番お安いお部屋で1泊42,000円ですが、ロングステイで割引があったり、追加料金を払えば上の子も一緒に泊まれたり、かなりケアは充実してそうです。(私も利用できるならしてみたい…)

ベビーシッター・家事代行サービス「キッズライン」

その他にもキッズラインというベビーシッターや家事代行サービスを提供している会社があります。

キッズラインとは?

①自分で選べる

 全国47都道府県、様々なスキルを持ったベビーシッター・家事サポーターの中からあなたにぴったりのベビーシッター・家事サポーターをご自身で選ぶことができます。

②リーズナブル

 入会金・登録料は0円。ご自身のご予算に合わせてお選びいただけます。オンラインでの予約・決済等、徹底したIT化により低価格化を実現しました。

③24時間スマホでかんたんに呼べる

 アプリやスマートフォンでかんたんに予約が可能です。今日や明日の急な利用にも対応しています。

キッズラインHPより

1時間1,000円~2,500円くらいと時給はシッターさんによってばらつきがあります。妊娠中や産後間もない時期から家事や子育てを支援してくれるサポーターさんもいるので、是非近所にサポーターさんがいないか一度探してみてください。単発利用も定期利用もできて、送り迎えのサポートやピアノや英語などの保けいこに対応してくれたり、病児病後の対応や追加料金は必要になりますが2人預かってくれたり3人まで対応してくださるシッターさんもいます。

 初めて利用するサポーターさんは事前面談が必要でzoomで30分くらいの話し合いがあります。その時にサポートをお願いしたい具体的な内容の打ち合わせや資格証の提示もあります。もし合わない場合はキャンセルしても大丈夫です。

 今まで2回各3、4時間利用しましたが、どちらの方もとても感じが良く、子どもたちもすぐに慣れて楽しく過ごしてくれたようです。

「企業型ベビーシッター割引券(旧内閣府割引券)制度」「東京都ベビーシッター利用支援事業」の認定事業者なので対象の方は割引も受けられます。

例えば、東京都ベビーシッター利用支援事業は、待機児童や一時預かり事業の利用が可能で、助成対象地域は中央区、北区、荒川区、葛飾区、文京区、豊島区、武蔵野市、千代田区、江戸川区、品川区、台東区、狛江市、目黒区、中野区、足立区、新宿区、港区で助成金は1時間あたり最大2500円(早朝夜間は最大3500円)までとなっています。

詳しくはそれぞれのリンクを参照ください。

キッズラインは登録の際に私の紹介クーポンコード「kids_6695780867」を入力して頂くと3,000円分のポイントとがもらえますので、良かったらお使いください。(私も1,000円分のポイントがつくので喜びます笑)

ファミリーサポート

厚生労働省の育児支援施策のひとつで、地域で子どもを見てもらいたい人(依頼会員)と子どもを預かることができる人(提供会員)をアドバイザーが繋いで子育てを助け合う仕組みです。

国から補助が出ているので利用料は民間のサービスに比べて安価で1時間600〜1,000円くらいが目安となります。一度に2人を預ける場合、2人目から半額になることもあるため、子どもを2人以上預ける場合の料金などの条件は、利用前に確認しましょう。保育場所も提供会員の自宅または児童センターなどと指定している場合もあります。

利用を開始するまでに時間がかかるので、気軽にすぐに利用というわけにはなかなかいかないようですので、あらかじめ余裕を持って動いておくことが大事です。

一時保育

 呼び方は地域によって様々ですが、認可保育施設で行なっている普段入園していない子どもを対象に、預かってくれる制度です。利用対象の年齢も地域や保育施設によって様々で、就労や通学などで家庭で保育ができない場合に預かってくれる非定型保育、保護者の病気や出産などで一時的に家庭で保育ができない場合に預かってくれる緊急保育、保護者の育児にともなう心理的、肉体的な負担を軽減するために一時的に預かってくれるリフレッシュ保育など利用できる条件も様々です。いずれも急な利用はできなくて、まず利用登録をして、利用したい日に予約をするという流れです。私自身も自分が病院に行くときなどに一時的に利用しましたし、登録はしたけど結局利用しなかった保育園もあります。

 おうちであまり食事を食べない子が一時保育で他の子ども達を一緒だと食べることなどは結構あるあるで、お昼時に利用して、ママはちょっとリフレッシュにランチなども良いと思います。

 もう少し自分も上手に利用できていたら、産休中もちょっとしたバイトができたんじゃないかなぁと今更ながらに思います。

出産準備のひとつとして要検討!

育休復帰してから産後うつ疑いで産婦人科から紹介されるママさん達が以前より多いと感じています。紹介される方は、1ヶ月検診などで行うエジンバラ産後うつ質問票でかなり高得点で、慣れない育児に疲弊していて、周りのサポートもあまりなく、助けを求める力ももはやなく…といった方が多いです。

たまにエジンバラ産後うつ質問票について「引っ掛かったらいやだ」「本心で答えなかった」などという声も聞くのですが、どうか素直に回答して頂きたいです。素直に答えた結果、赤ちゃんとママに必要なサポートを受けて頂きたいです。

今回、産後ケア事業について色々書きましたが、私自身も自分の妊娠出産の時はあまり目に入ってきませんでした。

目に見える形の準備物(ベビー用品や自分の入院用意)に気を取られていたのもありますし、産後の育児についてのイメージもあまり湧いてなかったからかもしれません。(なんかふわふわ〜っと幸せなイメージでした)

育児は毎日24時間続きます。疲弊しないわけがないのです。赤ちゃんのお世話に疲れた時、2人っきりで過ごすには不安が強い時、赤ちゃんと一緒に休める場所を探しておくのも大事な出産準備だと私は思います。

個人的には出産準備リストに入れてほしいくらいです。

頑張っているママ達、そんなママを支えるパパ達、お互いに疲れ切ってしまう前にお住まいの地域の産後ケア事業について調べてみてください。ご利用も是非検討してみてくださいね。

Twitterは更新できていませんが、Instagramでは育児やメンタルヘルスについて情報発信していますので是非フォローしてください。

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